2011年5月28日



ー『フォントのふしぎ』ー
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近所にある風変わりな本屋...。図書館のかえりなどに、ふらりと立ち寄ると、新刊、古書、なんでもござれの、珍しい本がみつかる店。
 
で、その本屋でみつけた『フォントのふしぎ』だ。この著者、小林章さん、朝日新聞で見た人だ!と思って、手に取る。フォントを作るデザイナー。図版がいっぱいで、きれいな本。 文体が陽気で楽しい。そして、読み進むうちに、身の回りにあふれかえっている看板・ポスター・案内の文字すべてが、その文字の意味でなく、もっともっと「書体」に見えてくる。
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に最初からはいっている書体のシステムなどもわかる。祖父江慎さんの装幀もグー。
グラフィック・デザインにちょっとでも関わってる人には、最高におすすめの一冊。美術出版社刊。